実は設備屋さんだった

限られた植栽スペースへの植栽計画のご依頼

人と植物のせめぎ合い

いや人がかなり強めに攻めてきています

が、植栽エリアが狭くともコンクリートの下にしっかり空気が通り根が張る隙間が作れればそこにも雨水は浸透し、生き物のいきる環境が作れるはず。

こんな感じに仕上がってすんとすましてやっていますが下地をけっこうやりました。

コンクリート土間がうたれる前に大地の中の空気と水の循環を整えるために通気浸透水脈をいれようと思ったらそこはちょうどガス屋さんや水道屋さんが配管したあとでした。

つまり建築設備は埋め戻しの仕方次第では大地の通気通水の機能をもつことも可能だったということです。

また大地の再生の手法もある意味では庭という人工空間に植物を息づかせるための設備であるとも言えます。

 

あ、わたし設備屋さんだったんだ。

 

環境再生に興味のある設備屋さんがいたらいっしょになにかできそうです。

ほぼ全ての建築にというか日本全国に設備の配管は通っているのだからそれが環境再生の機能を担いだせば大地の環境はめっちゃよくなるのではないでしょうか。

 

 

作庭 2022年2月

建築設計 nua